古くて遅いパソコンを有効利用したい、Windows10は使いたくないという信条の元に、8年前に発売された古くて遅いパソコンに、OSとしてLinux Mintをインストールして、何とか日常生活のパソコン利用に支障が無いように成らないものかと苦戦をしています。
今回は、スキャナ-を無線LANで接続して使える様になったので報告します。
我が家には、キャノン製のTS8030とブラザー製のDCP-J963Nが有ります。どちらも、プリンターとスキャナーの複合機で、メーカーサイトからLinux用のドライバーをダウンロードしてインストールすれば、プリンターは直ぐにでも使えるようになります。
スキャナ-については、有線でコンピューターに接続する限りは、メーカーサイトからダウンロードしたスキャナーのドライバをインストールすれば、直ぐに使えるようになります。しかし、我が家では、2台共無線LANでコンピューターに接続しており、その場合には、ドライバをインストールしただけでは、スキャナーは使えませんでした。
Windowsパソコンでは、画像編集・処理ソフトであるGIMPでスキャナを使って画像を取り込んでいます。同じように、Linux Mintでもしようとすると、スキャナーを認識していません。
ブラザーの場合は、スキャナーのIPアドレスを指定する必要があるので、ターミナルのコマンドラインから"brsaneconfig4 -a name=SCANNER model=DCP-J963N ip=192.168.1.5”と実行してみたのですが、これでもダメでした。(赤字は、あくまでも私の場合です。)
実は、メーカーサイトのスキャナのインストールの説明のトップに、「Ubuntuをご利用の場合は、sane-utilsがインストールされていることをご確認いただき、 インストールされていない場合はインストールを実施してください。」とあります。実は、これが重要で、ここを読み飛ばしていました。
と言っても、sane-utilsが何かよく分かりません。よくは分からないですが、分からないなりに「ソフトウエアの管理」で"sane"を検索すると、”Xsane"が出てきました。英語の説明文を読むと何となく使えそうな気がしたので、インストールをしてみました。
Xsaneがsane-utilsに該当するのかどうかは分からないですが、幸いにも、無事にGIMPでスキャナーが使えるようになりました。
キヤノン製については、今のところアプリケーションソフトからの利用は不可ですが、ターミナルのコマンドラインから"scangearmp2"を実行すれば、単独でスキャナーは使えるようになりました。
これで、またWindowsパソコンに一歩近づきました。
今までに、次の6回ほど紹介をしています。参考に読んでみてください。
1.2019年5月7日 「古いコンピューターで快適に動いていたLinux Mintが動かなくなってしまった。 」(https://waiwai-gayagaya.blogspot.com/2019/05/linux-mint.html)
2.2019年1月19日 「古い中古パソコンが、Linux mintとSSDで快調です。」(https://waiwai-gayagaya.blogspot.com/2019/01/linux-mintssd.html)
3.2018年11月19日 「中古パソコン+Linux Mint で、ハガキの宛名印刷」(https://waiwai-gayagaya.blogspot.com/2018/11/linux-mint.html)
4.2018年3月17日 「遅い中古パソコンは、Linuxで甦るか? その3」(https://waiwai-gayagaya.blogspot.com/2018/03/linux_17.html)
5.2018年3月14日 「遅い中古パソコンは、Linuxで甦るか? その2」(https://waiwai-gayagaya.blogspot.com/2018/03/linux_14.html)
6.2018年3月12日 「遅い中古パソコンは、Linuxで甦るか? その1」(https://waiwai-gayagaya.blogspot.com/2018/03/linux.html)
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