2018年11月19日月曜日

中古パソコン+Linux Mint で、ハガキの宛名印刷

以前から、何度か紹介していますが、我が家のコンピューターの一つは、約5000円で購入した中古品です。機種は、富士通のESPRIMO D550/B で、2010年10月に約10万円で法人向けに発売されたものです。
1年前に買ったのですが、OSはWindows10になっていました。元々、Windows10が出る前の機種で、余りにも遅いので、使い物になりません。なので、Windows10に比べると負担が少ないOSであるLinux Mintに入れ替えました。

Linux Mintは、Linuxの中では操作性がWindowsに近い上に、軽くて、アプリケーションソフトもそこそこあり、一般人が家庭で使うには、殆ど問題がありません。我が家では、奥様専用のパソコンとなっており、殆ど毎日使っています。流石に、起動時間が2分弱もかかってしまい、「快適に」とは言いにくいですが、大きな問題はありません。
起動時間の短縮の解決策としては、HDDをSSDに交換すれば、良いかなと考えています。

前置きが長くなりました。
後10日余りで12月です。そろそろ年賀状のことも考えないといけない時期です。Linux Mintで、年賀状の宛名印刷が出来るようにしたいと思い、色々と調べてみました。
流石に、Linuxで作動するフリーウェアの宛名印刷ソフトは、殆ど見当たらないですね。強いて言えば、Pythonで作動するRiosanateaくらいです。Linux Mint ver.18 では、Pythonが簡単に作動するので、Riosanateaを使うことが一番良いと思います。

Linux Mint ver.19では、チョッと色々な事をしないとPythonが使えるようになりません。私の場合は、何度遣ってもエラーが出て、結局は諦めました。
宛名印刷専用ソフトが使えないと言うことになれば、表計算ソフトでデータを作成して、ワープロソフトで差し込み印刷する方法が簡単です。幸いにもLinux mintでは、インストールの際に、表計算ソフトやワープロソフトが内蔵されたLibre Officeが自動でインストールされます。
Libre Officeは、Windowsでも作動するソフトです。ネットで調べると、沢山の宛名印刷を行う方法を説明しているサイトがあります。私の場合は、下記のサイトを参考にして、自分なりに変えて差し込みの設定やデータの作成方法を行っています。

郵便番号の部分は、3数字部分と4数字部分を分けて、2つのフレームにしています。ページ全体の文字は縦書きに設定して、郵便番号部分の文字は、90度の回転の設定をしています。
住所の部分もフレームの中に差し込みデータの設定をしています。住所用のフレームは3つ作成して、県名と市町村名、番地の部分はフレームを分けています。もう一つは、建物名のフレームです。
名前もフレームを使って差し込みデータの設定を行いっています。苗字と名は、別のフレームとしています。名も、連名に出来るように、2つのフレームを使いました。
差し込みデータ部分をフレーム内に設定することで、位置合わせや、枠内揃えが簡単にできるようになります。
データの作成は、差し込みデータ設定のフレームに対応した様に、表の枠をそれぞれ別にしています。

Linux Mintの文字(font)の種類は少ないので、フリーの毛筆フォントを使うことにしました。フリーのフォントは、漢字が使えなかったり、使えてもJIS第一水準までと言うこともあるので注意が必要です。
WindowsのコンピューターとLinux Mintのコンピューターの両方を使える人は、双方に同じフリーのフォントを使えば、ワープロで、フォントの設定を変更する必要が無くて便利です。

印刷する場合は、差し込み設定ページから直接プリンターにデータを送らずに、一旦、ファイル出力します。このファイルを開くと、印刷データのミスなども確認できるので、その後に印刷すれば、間違いが無く良いです。

参考にしたサイト
LibreOfficeでハガキの宛名を縦書き印刷する(https://blogs.yahoo.co.jp/alpha3166/10395299.html)
LibreOffice、差し込み印刷ではがきの宛名をやってみた(https://inouetetsurou.wordpress.com/2017/04/01/libreoffice%E3%80%81%E5%B7%AE%E3%81%97%E8%BE%BC%E3%81%BF%E5%8D%B0%E5%88%B7%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E5%AE%9B%E5%90%8D%E3%82%92%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F/)
衡山毛筆フォント行書(https://opentype.jp/kouzangyousho.htm)

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