2018年3月12日月曜日

遅い中古パソコンは、Linuxで甦るか? その1

昨年の12月8日(土)に、「中古パソコン ESPRIMO D550/Bを買ってみました。」で中古パソコンを安価で買ったことを紹介しています。OSは、古いながらもwindows10が導入されていました。

実は、このパソコン、話にならないくらい遅いのです。電源ボタンを押して、使えるようになるまで5分以上かかってしまいます。インターネットで普通のサイトを見るには、殆ど問題は無いのですが、最近は、重い画像や動画を組み込んだサイトも増えて、そんなときには、結構時間が掛かっていました。
最近では、何故かしらログインが出来なくなってしまい、OSを再インストールしようとしたら、拒否されてしまい、にっちもさっちも行かなくなってしまいました。

そこで、OSを以前から何度か挑戦をしているLinuxに変更することにしました。
Linuxのメリットは、なんと言っても無料であることです。その上に、windows10に比べると、相当に軽いOSなので、結構古いコンピューターにも導入できることです。
Linuxもms windowsと同じくらいの歴史があるのですが、それなりにデメリットもあるので、さほど広まっていないのが実情です。

Linuxのデメリットは、なんと言っても、便利なアプリケーションが少ないことです。その上、操作性がms-windowsに比べると、やはり良くないです。
しかし、最近のLinuxは、ms-windowsに近い操作性が良い物も出てきました。更に、アプリケーションソフトについても、一般家庭で使えるような便利な物も出てきました。
と言うことで、何とか古くて遅いコンピューターを、そこそこ使える物にしたいと挑戦してみることにしました。

先ず、今回Linuxを導入するコンピューターは、富士通のESPRIMO D550/Bです。製造は、2010年のようです。CPUは、インテル® Core™2 Duo プロセッサー E7500です。クロック周波数は2.93GHz、メモリは2Gbです。
ハッキリ言って、windows10を動かすには、無理のあるCPUです。

Linuxにも色々と種類があります。ここ数年、もっともポピュラーなのは、Ubuntuと言われる物です。このUbuntuが出たときには、相当にms-windowsに近づいたと思ったものですが、素人には、まだまだ操作性が良くありませんでした。
最近、Ubuntuから派生したLinux mintと言うのが出ています。ここまで来ると、ms-windowsと大差ない操作性となってきました。と言うことで、Linux mintを導入することにしました。

Linux mintのインストールは、非常に簡単です。ネットで、OSのイメージファイルをダウンロードして、そのファイルをDVDに焼きます。そのDVDをwindows10などと同じようにインストールすれば良いだけで、時間も20~30分で済んでしまいます。

インストールが済んだだけで、いくつかのアプリケーションも一緒に入っています。
インターネットをするためのブラウザソフトにFirefox、メールをするのに必要なソフトにThanderbird、ワープロや表計算が使えるLibre Officeなども直ぐに使える状態になっています。

これらのソフトを使うだけでは、windows10に比べものにならないくらいにサクサクと動いてくれます。
先ずは第一段階は成功と言うことになります。

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