3番目の大覚寺から将軍塚へ行くのは、チョッと大変です。
大覚寺は、京都市内の西の端の方にあり、将軍塚は、東の端の方の山の中腹にあります。
大覚寺からは、次のような方法で将軍塚まで行きました。
大覚寺→<京都市バス>→嵯峨嵐山→<JR嵯峨野線>→二条→<地下鉄東西線>→蹴上→<タクシー>靑龍殿(将軍塚)
蹴上までは、大衆交通機関の利用なので、多少の待ち時間はあるものの、当初の計画通りに行くことができました。
蹴上からはタクシーを予定していましたが、ネットで調べると、流しのタクシーはあまり通らないと言うことだったので、スマホアプリで呼ぶ予定にしていました。5分くらいで何とかなるかなと思っていたのですが、10分近く待っても、タクシーは来ないし何の連絡も無いので困っていたところ、幸いにも、流しのタクシーが来て拾ってくれました。
乗った途端に、運転手さんが「将軍塚でしょ?」と聞いてきたのでびっくり。地下鉄蹴上駅付近でタクシーを待っている人は、大半が将軍塚へ行くとのことでした。
将軍塚は、清蓮院門跡清龍殿の境内の中にあるので、先ずは、拝観料を支払って中に入ります。京都市内が一望出来る大舞台は、流石に、期待通りでした。七条当たりから北側が眼下に見えます。テレビなどで時々見るガラス張りの茶室も、この大舞台の真ん中当たりにあります。
将軍塚は、名ばかりで、実際には塚が無いのかと勝手に思い込んでいたのですが、大きな土まんじゅうに小さな石碑が建ったものがありました。
紅葉で名高い二尊院では、殆ど紅葉は終わっていましたが、ここ将軍塚では、最盛期は過ぎているものの、十分に紅葉を楽しむことが出来ました。
さて、問題は、地下鉄蹴上駅まで行く方法です。タクシーは帰してしまったので、居ません。でも、駐車場には沢山のタクシーが止まっていますが、どのタクシーにも運転手が乗っていないのです。どうも観光タクシーのようです。
さてさて、困ったなぁと思っていたところ、麓からお客を乗せたタクシーが上がってきました。「あぁ、助かった」と思ってタクシーに乗ろうとすると、今の客が既に予約しているとのことでした。ところが、親切な運転手さんで、先ほどのお客さんの了解を取って、麓まで乗せてもらえました。
▇写真
天台宗青蓮院門跡 将軍塚青龍殿 2016 初冬 (https://goo.gl/photos/KfH1Yow93P8rCpau5)
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