昨年から、家庭菜園をやっています。ナス、キュウリ、ピーマンと共にトマトの栽培に初挑戦でした。近所の家庭菜園の熟練者に話を聞いたり、園芸教室に参加したりと、色々と勉強をしながら頑張った結果、ご近所さんの中では、我が家の野菜が一番よく出来ていたようです。
野菜作りで、最も参考になったのは、園芸教室などの話では無く、NHKテレビテキスト「趣味の園芸 やさいの時間」です。毎週日曜日に放送をしていますが、見ていると、結構お金がかかる栽培のような気がして嫌なので、テキストだけをジックリと読んでいます。
トマト栽培についても、出来るだけテキストに従って栽培していたのですが、そうすると、隣の家の家庭菜園のトマト栽培と違っていたので、果たして、どうしたものかと判断しかねている内に、トマトがドンドン成長していきました。
何が違っていたかというと、雨よけの設置です。テキストには、雨よけの必要性が書かれていないのですが、近所のトマト栽培は、殆どが雨よけをしています。
園芸教室でも雨よけは有った方が良いと言うことでした。
ネットで調べてみると、雨よけの必要というものが多かったですが、無くても構わないというものもありました。雨よけはの目的は、表皮の割れ防止と病気の防止のようです。園芸教室の説明では、農家が設置しているような大きなハウスでは、表皮の割れ防止に有効ではあるけど、家庭菜園で取り付けるような簡単な雨よけでは、全く効果が無いと言うことでした。
雨が掛かるか掛からないかで割れるのでは無く、根から吸い上げる水分が関わっているそうです。小さな屋根だと、屋根が掛かっていない部分が雨に濡れて、結局根が吸い上げてしまうので、小さな屋根では、割れ防止の効果は期待できないそうです。
ただし、小さな屋根でも、直接雨が掛からないと、病気になる確率は数段に低くなるそうです。そのために、出来れば、雨よけは有った方が良いということでした。
ネットで調べてみると、病気対策についても、効果有る無しの両論のようです。
まず、ミニトマトについては雨よけは必要なさそうです。ミニトマトは、病気に強いそうです。では、大玉のトマトはどうなんでしょうか?
農家の方が栽培している品種は、大型のハウスで栽培することが多いですが、ハウス栽培用の品種は、病気に弱いものが多いそうです。ホームセンターなどで売っている苗は、最近では、農家の方と同じ品種が多いと思います。
昔からある品種は、最近の品種に比べると、病気に強いと言うことなので、どの品種を栽培するかによって、雨よけの必要性が決まってくるのかもしれません。
写真は、我が家のトマト栽培の状況ですが、この雨よけでは、真上からの雨は避けることが出来ますが、横降りでは雨が掛かってしまいます。もう少し大きく、更に、もう少しスカートのように下の方まで囲わないと効果は少ないようです。
来年のトマト栽培では、もう少し考えた方が良さそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。