2015年6月16日火曜日

最近、住宅地の近くで雉(キジ)を見る機会が多くなりました。

最近、不思議な現象があります。
タイトルにも書いていますが、住宅地の近くで雉(キジ)を見る機会が多いちょいうことです。見る機会が多い日には、数カ所で、併せて10羽近い雉を見かけます。

私が住んでいる街は、東広島市です。中心部から数キロ離れた所に住んでいます。人口約20万人の地方都市ですが、大半が山で、僅かの平地に田園があるという田舎町です。
とは言っても、市の中心部は、10階建て以上の建物も沢山あり、それなりに都会風に見えます。

私の家の周りは、都市部と田園部の中間どころで、住宅団地あり、マンションあり、田んぼあり、畑あり、山ありと、中途半端な住宅地となっています。

雉を見かけるようになったのは、昨年からです。それまでは、住宅地はおろか、山の中に入っても雉を見かけたことなど有りません。子供の頃には、遠くの山の中で、雉らしい鳴き声が聞こえることはあっても時々でした。
最近、毎日、朝晩散歩をしていますが、2~3羽の雄の雉を見かけることはよくあります。見始めの頃は、非常に珍しくて、チョッと感激もし、カメラを向けたものですが、今では、雉を見ることは当たり前になってしまい、感激も無くなりました。

自然が豊かな遙か昔の子供の頃さえ、あまり雉を見かけたことが無いのに、何故、最近雉を見かけることが多くなたったのか不思議に思い調べてみると、広島県が猟友会へ委託して、雉を放鳥していることが分かりました。今年度は、県内に1300羽放鳥するようです。

雉は、狩猟が出来る一定期間においては、1日に2羽まで打てる狩猟可能な鳥に指定されています。雉と言えば、日本の国鳥です。その国鳥に向かって銃を向けるとは、日本に向かって銃を向けるようなものだと言って、雉の狩猟について批判をする人もいるようです。
その影響かどうかは分かりませんが、国の指導に基づいて、以前より、全国の各県で雉の放鳥が行われているようです。放鳥数の多い県は、年に5000羽以上も放鳥しています。
もともと見かけることが少なかった地区での雉の放鳥が、自然環境保護に良いのかどうなのかはよく分からないですが、最初は、違和感を感じたのは事実です。

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