2015年9月2日水曜日

簡易水準器として使える水盛り管を製作

7月から8月にかけて紹介した、単管パイプによる手すりの据え付け作業では、据え付け面がほぼ水平だったので、水準器を使うほどでもありませんでした。支柱の垂直をみるための水平器だけで十分でした。

次は、やはり単管パイプを利用してあずま屋を作ってみようかなと考えているのですが、地盤が水平でないので、柱の高さを決めるのが大変です。そこで、子供の頃に見たことがある水盛り管というのを作ることにしました。

地盤の高さを測るには、一般的には、水準器を使います。水準器は、安い物でも10万円前後もするので、一生涯で数回しか使う予定が無いので、なかなか買う気にもなりません。でも、昔は、水準器が無くても、水盛り管を使って家を建てていたのを思い出しので作ってみることにしたわけです。

材料は何処にでもある物で、その上、安価なもので作ります。
1.1リットルのペットボトル 1個
2.内径8mmの透明チューブ 3m
3.シーリング用シリコン 少々
4.強力万能接着剤 少々
5.一辺或いは直径20cm程度の空き缶の蓋 1個(合板などでも代用可)
6.マジックテープ1対 2cm程度

以上が使用した材料です。今回購入した物は、透明チューブだけです。後の物は、全て家にある在庫品です。透明チューブは、消費税込みで210円でした。道具は、カッターとニッパーだけです。
空き缶の蓋を除けば、どれも、ホームセンターで購入できる物ばかりです。

まず、ペットボトルの細くなった部分を、カッターで切り落とします。
次に、チューブが入る穴を対角線上に2カ所、カッターで穴を開けます。
この穴にチューブを差し込むのですが、そのままだと水が流れ込まないので、チューブのペットボトルに入る部分に10~15mmおきくらいに、ニッパーで2mm程度の穴を数カ所開けます。
ペットボトルにチューブを差し込み、その差し込んだ部分2カ所とチューブの末端1カ所(ペットボトルを差し込んだ先っぽ)を、シーリング用シリコンで水が漏れないように塞ぎます。
使用中に倒れては困るので、ペットボトルを空き缶の蓋に強力接着剤で固定します。
作業中の不使用時に水がこぼれないように、マジックテープでペットボトルの上部に支持できるようにしておきます。

以上で、製作完了です。僅か30分で出来ました。


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