昨年末に、長い間お出かけしていたノートパソコンが、約10年ぶりに里帰りしてきました。
機種は、富士通のFMV-BIBLO NB16C/Vです。2003年製で、OSはWindowsXPです。CPUはCeleron 1.6GHz、メモリはオンボードで256MBです。こんな仕様では、Windows10どころかWindows7でさえもまともに動きそうにありません。
早々に廃棄をしようと思ったのですが、OSをLinuxに替えるとある程度動くかもしれないと考えて、挑戦してみることにしました。
約10年前のディスクトップのパソコンでは。OSをLinux Mintに替えて、快適に動いています。出来ることなら、このノートパソコンでもLinux Mintが動けば、同じOSになるので設定や調整などが楽になります。
実は、Linux Mintのシステム条件は、RAMは512MB以上なのですが、先ずは、挑戦です。と意気込んだのは良いのですが、OSを焼いたDVDディスクを読み込んでくれません。どうもCDは読むけど、DVDは壊れて読み込んでくれないようです。
で、USBメモリで起動できるか調べると、そんな設定が出来るようになっていませんでした。
Linux Mintは、CDには入りきらないファイル容量なので、仕方なく、Puppy Linuxに変更です。
Puppy Linuxは、Linuxの中でも特に軽いOSです。RAMも128MB以上有れば作動することのようなので、問題なく動きそうです。早速、CDに焼いてインストールしてみました。
インストールは簡単で、WindowsXPを残したままです。
確かに軽くて、インターネットをする場合でも、画像が多用されていなければ、差ほど遅いと感じることはありません。ワープロソフトや表計算ソフトも自動でインストールされています。画像の貼り付けの多用や大きなサイズのファイルを扱わない限り、なんとか使えそうです。
ただし、幾つか問題もあります。
何と言っても、DVDドライブが壊れているのは使い勝手が悪いです。保存データは、USBメモリかDVDで扱っているので、DVDドライブが壊れていると、データの交換がUSBメモリに限定されてしまいます。
ところが、USBメモリを認識してくれません。USBそのものは、マウスが使えるので、機能はしているようです。だけど、メモリは認識しないので、メディアによるデータの交換が出来ません。
ハードディスクは簡単に外れるので、SSDメモリに交換は出来そうです。ただし、接続の規格が今主流のSATAではなくIDEになっています。SATAとIDEの変換アダプタが安価で売られているので、mSATA SSDと併用すれば問題無さそうです。
流石に、17年前のノートパソコンは、OSをLinuxに替えたとしても問題はありそうです。快適に利用するには、10年くらい前までの機種が良いのかもしれないです。
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