2018年7月10日火曜日

報道されない被災状況

私が住んでいるところは、東広島市八本松町です。今回の大雨による災害については、幸いにも、我が家は、何の被害にも遭っていません。しかし、テレビ報道を見ていると、東広島市内でも何人かの方が亡くなられているようです。

人が亡くなる、それも多くの方が亡くなると言うことは、社会にとって大事件かもしれないですが、残念ながら、被災地は、そこだけではありません。

私の親戚は、三原市の沼田川氾濫地域に住んでおり、今回は、建物内が浸水したようです。泥水が家の中に入ったようですが、外に出すのは大変なようです。なので、手伝いに行きたいのですが、家に行くための道が有るのか無いのかよく分かりません。
県内の被災地付近の道路状況が全く分かりません。テレビ報道では、全国ネットのテレビもローカルのテレビも、殆どが同じ内容で、人的被害がある地域のみばかり放送していて、生活に密着した被災状況が放送されていないのは何故なのでしょうか。

道路に関しては、道路情報関連のホームページで確認することが出来るようですが、多くの方が必要な箇所については、多くのアクセスが重なっているようで接続できません。田舎道などは、簡単にアクセスできて情報も入手出来るのですが、行ってみると、ホームページの情報と状況が違っているところもあるようです。

物資の流通がどのようになっているのか、全く分からないのが実情です。東広島市内のスーパーに行っても、結構商品が不足しています。スーパーの折り込み広告は、普通通りに入っていますが、行ってみると、残念ながら欲しい商品は品不足で買うことが出来ませんでした。

東広島市から広島市へは、どのようにすれば行けるのでしょうか。
JR山陽線は、海田市から糸崎の間が動いていないようです。山陽自動車道は、広島ICから河内ICの間が通行止めになっているようです。国道2号線は、瀬野川付近で通行止めになっているようです。幹線は、全て通行不可のようですが、何処のテレビ局も詳しい状況を放送しないので、状況が全く分かっていません。

今日、上述とは別の三原市本郷の親戚へ、飲み水や食料を持って行ってきました。JR山陽線が動いていないので、自家用車で行くことにしたのですが、国道2号線が通行不可、山陽自動車道が通行不可となっているので、何処の道を通っていこうかと悩みました。
結局、地元の人が移動に使う県道を通っていったのですが、片側通行の所が何カ所もありました。しかし、大型車が満足に離合できない道でしたが、県外ナンバーの大型車が沢山走っていました。

今日行った親戚は、四日間、停電の上に上水道も止まっていました。幸いにも、今日から電気が来たと喜んでいましたが、水がいつ出るのか分からず、風呂には入れない、洗濯も出来ないと嘆いていました。

生活に密着した情報が不足しています。テレビを見ても殆ど流れないし、市役所のホームページを見てもよく分かりません。
ITが進んでいると言われますが、必要な情報が殆ど入ってきません。何とかならならないものでしょうか。

写真は、我が家の近くの土砂で埋まった田圃です。恐らく、50cm以上は土砂で埋まっていると思います。この状況では、今年は米が満足に出来ない田圃も出てくるのでしょうね。

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