2016年2月5日金曜日

山陽道と西国街道

最近、テレビや新聞などを見ていると、西国街道という言葉をよく見かけます。その都度、西国街道って何だろうと疑問に思っていたので、少し調べてみることにしました。

ネットで調べると、「西国街道とは山陽道のこと。」と言う説明が最も多いようですが、昭和時代には、西国街道なんて言葉を殆ど聞いたことがありません。小中学校や高校などでは、山陽道として習った記憶があります。

googleで「山陽道」を検索すると、最初に出るのは、山陽自動車道です。ネットでは、「山陽道」は死語に近いような感じです。

説はいろいろあるようですが、大きく分けて2つの説があるようです。
① 山陽道と西国街道は同じもの
② 京都から西宮までが西国街道で、それ以西が山陽道

これらについては、
① 西国街道の名称についてhttp://www.yomimonoya.com/kaidou/saigoku/tyu.html
② しろうや広島城!No.43(http://www.rijo-castle.jp/rijo/pdf/sirouya43.pdf)
を見ると、よく分かります。

山陽道と言っても、上述の「しろうや広島城!No.43」を読むと、いろいろあるようです。「飛鳥~平安時代については古代山陽道、鎌倉〜戦国時代については中世山陽道、安土桃山・江戸時代については近世山陽道と呼んで区別されています。」と説明されています。そして、近世山陽道を西国街道として区別しているようです。

さて、我が町東広島市にも、古代山陽道や西国街道が通っていたみたいです。ただし、時代によって経路が違っていたようです。

右の写真は、古代山陽道と西国街道の分かれ道になっている所です。カーブミラーから手前は、古代山陽道と西国街道が同じ部分です。写真の道路は、カーブミラーから左に曲がっていますが、ここからは古代山陽道になるみたいです。
では、カーブミラーから先の西国街道は何処に行くのか?
実は、いろんな地図を調べてみると、曲がらずに真っ直ぐに行く道があったようです。今は、JRの線路及び八本松駅がとなっているのですが、その先は国道486号線があり、2号線の向こうに細い道があるのですが、その細い道に繋がっていたようです。

最近、山陽道を歩く会や趣味で歩いている人が居ますが、どの山陽道を歩いているのでしょうかね。

地図については、下記を参考にしました。
① 古代山陽道(https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=zAALLniLmNjg.khPJtxSawH1o&hl=en_US)
② 西国街道-Googleマップ(http://gpscycling.net/tokaido/saigoku.html)

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