先日、西条駅の北東にある安芸国分寺へ行ってきました。奈良時代に、聖武天皇が仏教による国家鎮護のために、全国各地に建立を命じたお寺が国分寺です。
現在の安芸国分寺は、奈良時代の建物は残って無くて、金堂が再建されています。また、周りは安芸国国分寺公園となっています。
公園の直ぐ側に、鳥居に八幡宮と書かれた神社があります。神社の境内には、縁起などが書かれた物が無いので、ネットで調べてみると、意外にも、由緒ある神社のようです。
八幡宮或いは八幡神社と称する神社は、全国各地にあり、総本宮は、大分県の宇佐神宮です。
また宇佐神宮、京都の石清水八幡宮、福岡の筥崎宮を日本三大八幡宮と言うようです。
国家鎮護の国分寺の近くに石清水神宮となれば、何となく関連がありそうと考えてしまいます。しかし、直接の関係は無さそうですが、令制国の国府の近くに国衙の鎮守として祀られた八幡宮が創建されたようです。その後、国分寺の近くにある八幡宮を鎮守としたとも考えられるようです。
他の地区(国)では、国府八幡宮とか地名を冠に付けた八幡神社が多い中、安芸国は、石清水と称しているのは何故なのか、少し疑問が残ります。
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