今回は、少しマニアックな話です。HAMの経験がない人には、全く話が分からないかもしれません。悪しからずです。
3月3日に、「30年ぶりにHAMの復活!?」と題して、30年ぶりにHAMに目覚めた話を紹介しましたが、その後、アマチュアバンドのうち50MHz帯のアンテナを作ることにしました。50MHz帯のアンテナと言えば、ヘンテナが最も作りやすくて、それなりの利得があるアンテナです。
と言うことで、ヘンテナを早速作ってみました。
材料は、使い古した釣り竿3m、1.6mmのIV線9m、木板100mmW×200mmL、竹約φ15~20mm×2.5m、ワニ口クリップ小2ケ、結束バンド、ビニールテープなどです。
釣り竿は、約6mの渓流用の竿ですが、先が折れてしまい、捨てるつもりだったものですが、太い部分の3mを利用しました。アンテナに利用するには少し短いので、30cmほど竹で長くしました。
今回購入したものは、IV線、ワニ口クリップおよび同軸ケーブル用のM型コネクターだけで、約千円の出費です。
作り方や調整方法については、ネットで調べて、ほぼその通りに作りました。
アンテナ本体は、幅1m、高さ3mです。給電部は、ネットで調べると下から約65~75cmの所となっていたので、70cmの部分でテストしてみました。アンテナは、定在波比(SWR)が非常に重要で、限りなく1.0に近づくほど良いということになっていますが、なんと4.0だったので、ガッカリです。65cmから75cmの間で1cmおきに位置を変えてみたのですが、ダメでした。なので、一気に離して100cmにすると、「オーッ!1.3まで下がった」ので、この近辺で調整して、限りなく1.0に近い状態になりました。
実は、アンテナの調整中に、重大な問題点に気がつきました。50MHz帯は、周波数が50~54MHzの間で電波を利用することが出来るのですが、無線機の周波数を変えるダイヤルを回しても、全然周波数が変化しません。これでは、現実としては、アマチュア無線を楽しむことが出来ないのです。
ただ、私が持っている無線機は、周波数のアップダウンのボタンがあって、このボタン操作で、辛うじて周波数を変える事は出来るのですが、非常に面倒です。修理をしようと思って、メーカーに問い合わせると、余りにも古い機種なので、今では修理部品が無くて修理できないという回答でした。
「あ~、困った困った!!、誰か何とかしてください。」
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