2018年11月21日水曜日

冬に咲くヤツデ(八つ手)の花

今年の立冬は、11月7日でした。と言うことは、暦の上では、既に冬に入っていると言うことになります。ただし、小雪までの期間が立冬という考え方もあり、11月21日である今日が、立冬の最後の日とります。

冬に咲く花は、サザンカなどの花がありますが、そんなに沢山は有りません。冬に咲く少ない花の中の一つにヤツデ(八つ手)が有ります。今、我が家の庭では、この八つ手の花が満開です。

ヤツデの花は、サザンカのように色彩が派手な事も無く、白くて、非常に小さな花です。写真では、蟻が一匹写っていますが、写真を撮る前には、沢山の昆虫が居ました。昆虫が少ない寒い冬に、色彩が無い花に沢山の虫がやって来るには、やはり理由があったようです。

ヤツデの花は、虫媒花なので沢山の虫が来ないことには受粉をしません。そのため、虫を引き寄せるために、特別に甘い蜜を蓄えているそうです。

ヤツデの花の由来は、葉が八つに分かれているとからだいう説があります。我が家のヤツデを見ると、確かに、八つに分かれている葉も有りますが、大半は九つに分かれています。中には、七ツにしか分かれていない葉もあり、八つに分かれていると言うことは、絶対条件では無さそうです。

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