2018年10月19日金曜日

家庭菜園の無農薬栽培は、害虫を飼っているような...

我が家の菜園は、特に拘りが有るというわけでも無いのですが、無農薬の有機栽培を行っています。

有機肥料は、野菜の残りや草などを腐敗したものを使ったり、ホームセンターで安価で売っている発酵牛糞や発酵鶏糞などの肥料を使っているので、簡単に有機栽培ができます。

無農薬栽培については、正直なところ、非常に大変です。特に、キャベツ、ハクサイ、ミズナ、コマツナなどの葉物は大変です。
キャベツやハクサイなどは、2mm角のネットで覆うと、蝶などの幼虫を防ぐことは容易ですが、ヨトウガの幼虫は地中に居るので、ネットで防ぐことが難しいです。
ミズナやコマツナなどには、黒くて小さなハムシが沢山付いて、アッという間に葉をたべられてしまいます。ハムシの大きさは、1~2mmなので、通常使っている2mm角のネットを通ってしまって、効果が殆どありません。

ナスやピーマンは、実本体の被害が無いもののカメムシの仲間が気持ちが悪いくらい沢山付いています。写真は、オクラの葉を食べているフタトガリコヤガの幼虫です。この幼虫も実は食べないですが、葉を全部食べてしまいます。

我が家の菜園は、このような状況なので、まるで幼虫を飼っているようなものです。数年前に、スーパーなどで無農薬野菜を安価で売っていたことがあります。しかし、無農薬で綺麗で立派な野菜を作ろうとすれば、虫が一切入らないようなハウス栽培にするか、或いは、一日中虫取りをするしかないと思うので、安価な野菜が出来るはずも無いと思います。
ホントに、無農薬で綺麗で立派な野菜を栽培するのは大変です。

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