2018年6月10日日曜日

手作りの製本に挑戦

故有って、本を作ってみようという気になってしまいました。有償、無償は別として、多数の人に配布するつもりは無いし、多額の金額をかけるつもりも無いので、自分自身、手作りで本を作ってみようと、色々と苦労をしています。

用紙サイズだけは、A5版と決めて作業を始めています。原稿は、ほぼ完成しています。330頁にもなりました。
本の背となる部分を、どのようにして固定するか。表紙の紙質や厚みはどうするか。沢山の疑問があるのですが、行き当たりばったりの試行錯誤で、試作本1号が出来ました。1号の問題を若干改善して、2号も出来つつあります。

背の部分は、木工ボンドを使ってみましたが、紙の端面が綺麗でないと抜け落ちる紙が出てきました。端面を綺麗にそろえることは、なかなか難しいです。A5版の用紙は、手に入りにくいです。A4版を半分に切れば良いのですが、1万円前後の裁断機では、ドンピタ半分に裁断することは難しいです。どうしても、0.数ミリはずれてしまいます。

表紙に使う用紙のサイズはどうするか。本のサイズをA5版にすると、綺麗な表紙にするためには、A4版+背の厚みの紙サイズが必要です。そうなると、A3版が印刷できるプリンターが必要となってきます。製本だけのためにA3のプリンタを購入するのは、チョット無駄遣いになってしまいます。

印刷はどうすべきか。
実は、原稿は写真を多用しています。なので、カラー印刷をしたいのですが、インクジェットだと水に濡れると滲んでしまいます。その上、多量に印刷すると、ノズルが痛んできます。実際に、B社のプリンターを使っているのですが、300頁を超えた頃から色が擦れてきました。

色々と問題点があるのですが、ネットで調べても、どこも抽象的な説明ばかりで、具体的なことが分かりません。

製本器をどうするか。
購入すると、結構高いです。結局、自作してしまいました。材料代は、約1650円です。同時に、4冊まで製本できるようになっていますが、印刷が追いつかないので、一冊分で十分でした。

納得できるような本が出来た場合には、具体的な作成方法などを紹介したいと思います。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。