芹(セリ)、薺(ナズナ)、御形(ゴギョウ)、繁縷(ハコベラ)、仏の座(ホトケノザ)、菘(スズナ)、蘿蔔(スズシロ)と言えば春の七草ですが、その七草の一つであるナズナの花が、今、近所の草むらで、沢山咲いています。
「よく見れば なずな花咲く 垣根かな」と言えば、松尾芭蕉の句ですが、ナズナは、古くから馴染みのある花だったようです。
ナズナの花は、約2mmくらいの小さな白い花で、非常に可憐な花です。実が三角形をしており、振ると、実がぶつかり合って音がするので、長い間、スズナだとばかり思っていました。スズナが蕪(かぶ)であることを知ったのは、恥ずかしながら大人になってからです。
以前は、何も無い状態を「ぺんぺん草も生えない」などと言ったものですが、最近では、こんな言葉も殆ど聞くことも無くなってきました。
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