2021年3月19日金曜日

電源線を使ってホームネットワークを構築


我が家のインターネットは、ルーターとLANケーブルで約3台のコンピューターを繋いでいます。スマホやプリンターはWi-Fiで繋いでいます。以前は、テレビもWi-Fiで繋いでいたのですが、Wi-Fiルーターまでが遠くて度々切れていました。その後、何年か使っている内に壊れてしまいました。

最近、再びテレビやビデオレコーダーをLANと繋いでホームネットワークを構築したくなりました。で、以前から知ってはいたのですが、アダプターが高価でなかなか購入の踏ん切りが付かなかったPLCを使ってみることにしました。

PLCとは、 Power Line Communicationsの略で、家庭の電源線を利用してネットワークを構築する方法です。PLCアダプターは、2個以上が必要で、ルーターと電源線(コンセント)を繋ぐ部分に1個、電源線(コンセント)とコンピューターやテレビなどに接続する部分にもう1個必要です。1つの分電盤の下の電源回路であれば電源線を通してLANケーブルと同じようにインターネットが可能となります。以前は、2個1セットで1万円近くもしていましたが、最近では、5千~7千円くらいで売っているので、導入がしやすくなりました。

Wi-Fiの電波が届かない部屋でもインターネットが可能になるメリットがあります。ただし、テーブルタップなどの延長コードを利用すると旨くいかないこともあります。コンセントとケーブルの単純な延長コードの場合は問題なさそうです。

現時点では、PLCで繋いでいるのは、テレビとビデオレコーダーだけです。テレビは、大量のデータを扱うことが無いので、全く問題がありません。ビデオレコーダーは、テレビ録画をした番組をコンピューターで見られるようにしました。数千円の専用ソフトが必要なのがチョッと痛いところですが、問題なくビデオを見ることが出来るようになりました。(ビデオレコーダーを繋がないのであれば、専用ソフトは不要です。)

Wi-Fiは、電波さえ届けば何処でも使えるというメリットがありますが、電波が安定して強くないとデーターがなかなか来ないと言うこともあり、そのような場合には、PLCは非常に良いシステムだと思います。

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