定年退職をして、ちょうど5年になりますが、当時、終活という言葉が話題になっていました。その頃、終活の全てを理解をしていたわけでは無いですが、自分が亡くなった後に、色々な手続きなどを遺族がどのようにをすべきかを書き綴ったエンディング・ノートを書くくらいに思っていました。
定年後は、時間が一杯あるので、早々にエンディング・ノートを作ろうと始めたのですが、未だに元気な故に切迫感がありません。そのために、なかなか捗らなかったのですが、息子も世帯を持ち、自分自身は介護保険被保険者証を貰うような年齢になったので、本気になってエンディング・ノートを作る気になってきました。
親父が亡くなった時は、土地・建物の登記と預貯金の相続手続きだけで、大層な手間もかかっていません。分割協議書も自分で作ったし、土地登記の名義変更も全て自分で行いました。
なので、そういう部分は、簡単に書けてしまいました。
電気、水道、電話などの公共料金の名義変更が大変みたいで、窓口でないと変更が出来ないもの、ネットで出来るもの、電話で出来るものなどを調べて、その方法を全て書くことにしました。
中には、申請者が死亡人の名で廃止届を出すようになっているものがあり、この世に居ない人間の名で申請するなんて変ではないかと問い合わせをしているものもあるのですが、回答が来ていません。
書いていて気がついたことは、資料なども一緒に閉じていると、書き加えや追加資料などがあるということです。なので、ノートと名が付いていますが、加除が容易に出来る30穴のクリアポケットを利用しています。
エンディング・ノートを作成していて良いこともあります。
火災保険、生命保険などの証書が、こっちのファイル、あっちのファイルにとバラバラに分けて整理してあり、自分以外では分かりづらいということが判明しました。重要な証書などは、エンディング・ノートに一緒に綴じることにしました。
土地の境界の問題、家の維持管理状況、年金などなど書かなくてはいけないことが沢山あります。
この調子だと、当分はエンディング・ノートの作成に時間が取られそうです。済んだ後も、定期的に見直しも必要でしょうから、時間は幾ら有っても足らない感じです。
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