2018年12月26日水曜日

小学校の門前に門松が...チョッと違和感があるような...

後5日で今年も終わりです。巷では、正月の準備も進んでいるようです。小学校も冬休みに入っているようですが、買い物の途中で、小学校の門前に飾られている門松を見かけました。

我が家でも、数年前までは玄関の前に門松を飾っていたのですが、孟宗竹を取って来たり、処分したりが大変なので、今では注連飾りだけになってしまいました。

云十年前の子どもの頃には、通っていた公立の小学校や町役場の玄関前に門松が飾ってありました。その他では、駅舎やデパートの入り口などでも門松を見ることができました。
給食場や職員室などでは、鏡餅も飾ってあったのですが、色々と事情があって止めたようです。

門松は、読んで字のごとくで、年神様を迎えるために門に松を飾ったことが始まりという説があります。古くは、平安時代から行われている風習のようです。これらの松飾りを小正月に焼き払う行事が、今では「とんど」と呼ばれている左義長であったようです。

公共施設から門松や鏡餅が消えた背景には、年神様という宗教的な意味合いが含まれたものを避けたと言うことではないかと考えられます。
ネットで、小学校などの門松を調べてみると、伝統を子ども達に教えるという事で、最近では流行っているように見受けられますが、本来の宗教的な意味合いまで踏み込んで教えることが出来るのか、少し疑問です。そういう意味では、やはり小学校での門松には違和感を感じてしまいます。

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