2023年3月31日金曜日

皇帝ダリアの埋め木に芽が出ていた。


「ん?皇帝ダリアの埋め木っなぁに?」と思われている人も居るのではないでしょう。「もしかして挿し木でしょ!」と思われた方も居るでしょうね。

皇帝ダリアは、背の丈が2m以上にもなり、晩秋に花が咲くダリアの一種です。ダリアなので、当然イモがあるのでしょうが、挿し木で簡単に増やせるということになっています。ところが、一般的な挿し木の方法だと成功率は低いようです。なので、我が家では、挿すのではなく、適当な長さに切った茎を丸ごと土に埋めています。だから「埋め木」ということになります。芽が出る成功率は、100パーセントと言うわけには行きませんが、春になるとそこそこ芽が出てきてくれます。昨年の初冬に8本に切って茎を埋めたのですが、今日掘ってみると、6本から芽が出ていました。75%の成功率です。

皇帝ダリアの埋め木って簡単です。茎には節が有るので、節の直ぐ上の部分で切ります。節の下は10cmもあれば十分なので、節間が長ければ短く切ります。後は、土に埋めるだけです。埋める深さは、冬の寒さで凍結しない深さです。向きは、縦でも横でも芽が出てきますが、できれば縦が良いと思います。因みに、私は横にして埋めるので、出た芽が変な向きになっています。桜が散る頃に掘り出せば、いくつかの茎から芽が出ています。

一般的な挿し木と違って水の管理が不要なので、非常に簡単です。ただし、埋める際の注意点が一つあります。埋めた茎の下部は、地面よりも上に有った方が良いです。掘って埋めるのではなく、盛って埋めるとうことです。そうしないと、雨が多い冬になった場合、茎が腐ってしまい、芽が出ません。

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