2022年7月13日水曜日

前立腺を全部取っちゃいました。その5 手術前検査

癌の宣告を受けて、前立腺の全摘手術をすることにしたのですが、手術待ちの人が40人近くもいるということで、手術日が直ぐには決まりませんでした。ところがある日突然に、家に電話が掛かってきて、1か月後の手術に空きができたからということで、急遽、手術日が決まってしまいました。

実は、この1か月は、色々な手術前検査で大変でした。主治医の先生は、外来の診察が週に1日であること、検査の項目が沢山あること、大型の検査機器使う検査は、多くの患者のために予定が詰まっていて、予約すらなかなか取れないなどで、1か月の間に毎週大学病院に通って検査を受けることになってしまいました。

過去に受けたことがない検査も多々ありました。血液検査、心電図、肺のレントゲン検査、肺機能検査などは、過去に何度も検査受けたことがありますが、今回の手術では、他の手術に比べて肺機能検査が特に重要であることなども知りました。手術前に、癌の転移があるかどうかの検査を行うのも意外でした。

今回は、放射線医薬品を投与して、骨への転移を調べる骨シンチや、他の臓器などへの転移を調べるRI検査も受けました。手術では、尿道を切って膀胱へ接続するので、事前に膀胱内を見ておく必要があるということで、膀胱鏡検査も受けました。

実は、この膀胱鏡検査は受けたく無かったです。男性器の先っぽから内視鏡を差し込む検査ですが、私の知人がズーっと以前にこの検査を受けたことがあり、非常に痛くて、我慢ができないくらいだと言っていました。針生検の時と同じように下部がアッパラパーの検査着を着て、検査台も針生検の時と同じです。検査時は、下部がスッポンポンで、男性の医師と女性の看護師の前で無抵抗の状態です。検査は、意外にも、アッという間に終わりました。確かに、若干痛いと感じることもありましたが、知人がいうほどでもなく、我慢が出来ないほどでもありませんでした。

ということで、手術の前に必要な検査は、何とか全て終わることができ、後は、手術日を待つばかりとなりました。

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