2020年10月6日火曜日

手作り感満載の板塀です。


我が家の庭は、以前は3mの段差がありました。約15年前にコンクリートの擁壁を設置して、高い方の地面に合わせました。隣地と3mの差があるので、構造用鋼管で手すりを設けて、内側にベニマンサクで生け垣にしていました。

ベニマンサクは、春になると真っ赤な花を沢山付けて非常に綺麗です。しかし、生け垣をいつも綺麗な見栄えに維持しようとすると、年に2~3回の剪定が必要です。若い時期には、この剪定も差ほど気にならなかったのですが、定年を過ぎるような年齢になると、暇ではあるのですが、結構億劫になってきました。

数年前には、玄関前や台所前の生け垣を撤去して、板塀を設置しました。今回も、ベニマンサクを引っこ抜いて板塀にすることにしました。ただし、鋼管で手すりを設けているので、この手すりを利用して板塀が設置できないかと考えた結果、鋼管の間に横置きの木板を設けることにしました。

材料は、幅90mm×厚さ10mm×長さ2mの野地板を使うことにしました。木板を鋼管にどのように固定するかに悩んだ結果、径2.5mmのアルミ製の針金をダブルにして結わえることにしました。10年以上は取り替えなくても良いように、板には揮発性のある防腐剤を塗ることにしました。

作業を始める前は、簡単に済むものと考えていたのですが、なかなか大変でした。ベニマンサクの根っこがなかなか抜けなくて、苦労しました。板の取り付けも簡単にいくと思っていたのですが、手すりの鋼管の間隔がバラバラで、鋼管に囲まれたそれぞれの区画ごとに幅が全て違っているので、板の加工に手間取りました。

支柱間毎に、ベニマンサクの撤去、鋼管の再塗装、板の取り付けの繰り返しで、約8mの板塀を取り付けるのに、半日ごとの作業で約2週間が掛かってしまいました。一見、それなりに立派そうに見えるのですが、じっくり見ると、板の間隔が不揃い、取り付けのためのアルミの針金も捻れていたりで、結構不細工な仕上がりとなってしまいました。

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