以前から、何度も紹介していますが、朝に散歩をしています。7~8月は、5時半頃から出かけていたのですが、最近は、日の出頃の6時頃に出かけています。
6時頃に出かけるようになってから、気がついたことが一つあります。
散歩の途中で、登校中の多くの中学生を見かけるようになりました。ある中学生に、「なんで、早くから学校へ行くの?」と問いかけると、「部活があるから・・・・」と答えてくれました。どんなクラブが早朝から練習などをしているのか尋ねると、殆どの運動クラブが早朝から練習をしていると言うことでした。
平成30年3月19日に、スポーツ庁、文部科学省および文化庁は、連名で、各都道府県の教育委員会教育長及び都道府県知事宛に、「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインの策定及び運動部活動の適切な運営等に係る取組の徹底について」という通知文を出しています。
早い話が、「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を作ったので、このガイドラインに従って、クラブ活動は、①週2日以上の休みを取りましょう、②1日の活動時間は2時間以下にしましょう、③活動計画を策定しましょうなどを通知したものです。
朝に見かける中学生は、少なくとも、通常の授業が始まる前までに、1時間半から2時間のクラブ活動をしているものと思われます。17時過ぎに中学校の前を通ると、いろいろな運動部が練習をしています。となると、放課後は、2時間前後のクラブ活動をしているものと思われます。朝との時間を合わせると、3~4時間のクラブ活動をしているのではないかと思われます。
何のために、スポーツ庁等が「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を策定したのか、各都道府県の教育関係者は理解しているのでしょうか?少なくとも、私が住んでいる市や中学校の関係者の方々は理解していないのではないでしょうか。
現在、育ち盛りであり、将来性のある中学生を守るのは、親や教育関係者を含めた大人達の義務であると思います。教育関係者の方には、もっと真剣に考えて欲しいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。