今年は、9月になっても、まだまだ暑いですね。暦的にはもう秋ですが、今日は、夏の代表的な花の話です。
夏の代表的な花と言えば、朝顔もその一つです。
以前にも紹介していますが、我が家の朝顔は、少し変わっています。朝顔の花びらは、一般的には漏斗状の形をしていますが、我が家の朝顔の花びらは、5枚に別れた様に見えます。
花びらが漏斗状になっていないものや、花びらの色が赤や青などの単色でないものを、変化朝顔と言います。変化朝顔は、江戸時代の頃から有るようですが、正直言って美しさに欠けています。どちらかと言えば、美しさよりも奇抜さ狙ったものが多いようです。
例年、広島市植物公園では、9月の初旬に、変化朝顔展が催されて、変化に富んだ朝顔の花びらを見ることが出来ます。今年は、例年よりも早く変化朝顔展があったようで、9月2日(日)で終わったみたいです。
変化朝顔は、突然変異を利用した品種改良のようなもので、中学の理科で学んだメンデルの法則を利用しているのではないかと思います。しかし、メンデルの法則が報告されたのは1865年なので、江戸時代の変化朝顔の栽培家は、経験でメンデルの法則と同じ内容を知っていたことになり、大きな驚きです。
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