今朝、散歩をしていると、オオマツヨイグサ(大待宵草)の花を見かけました。以前は、夏になると、道路の側や荒れ地などで幾らでも見かけたのですが、ここ数年、すっかり見かける機会が少なくなってきました。
このオオマツヨイグサは、名前が少し込み入っています。別名を、ツキミソウ(月見草)とも言いますが、植物学上では、ツキミソウは、別の花なんです。咲く時期や花びらの形は少し似ていますが、背丈や花びらの色は、全然違っています。
太宰治の作品に「富嶽百景」がありますが、この作品の中で、「富士には、月見草がよく似合う。」という名文が書かれています。真偽のほどは定かでは無いですが、ここの月見草は、オオマツヨイグサのことではないかと言われています。
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