2020年12月22日火曜日

キットで、簡易内窓を取り付けてみました。


我が家の建物は、築後38年が経ちます。昔ながらの純和風建築で、畳の部屋ばかりです。8年後に増築しましたが、その時に板張りの洋室を作りました。その当時は、省エネが十分では無く、床の断熱材の取り付けは、殆ど行われていません。壁は、若干の断熱材は入っていますが、不十分です。窓についても、ペアガラスなどは高価で一般的で無かった時代です。

と言うことで、冬は非常に冷える部屋となっています。真冬には、外気温が-10℃になることも珍しくない地域で、洋室の温度は冷蔵庫なみになるのは、ごく普通のことです。日中でも窓の近くに居ると、冷やっとした空気が窓から流れてくるのが分かります。少しでも暖かくしたいと思い、この度、キットで簡易内窓を設置してみました。

この洋室には、幅約170cm✕高さ約100cmの窓が2カ所有ります。約15000円のキットを2つ買って取り付けました。材質は、全て樹脂製です。枠は硬質塩化ビニル製、通常のガラスになる部分は2層になったポリカーボネイト板です。加工は、カッターナイフと付属の鋸のみで行います。枠の固定は、両面粘着テープです。付属の説明書に従って加工して取り付けるようになっていますが、作業は簡単で、1カ所の作業時間は、約3時間でした。

パッと見には、価格の割には、見栄えは良いです。近くによってジックリと見ると、安っぽく見えます。開け閉めをすると、尚更、安っぽさを感じてしまいます。問題は、温度なのですが、冷やっと感は無くなった気がします。部屋の温度は、以前よりは2~3℃は改善しているのでは無いかと思います。

窓の外は、交通量がそこそこある道路が直ぐにあります。大型車が通るとうるさくて、テレビの音も聞こえないくらいです。今回の簡易内窓を取り付けたことで、車の音が若干ですが静かになりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。