2017年5月12日金曜日

単管パイプで手すり:アンカーボルトの施工

昨年は、単管パイプと板による塀を取り付け、一昨年は、単管パイプだけで手すりを取り付けました。しかし、まだ約5.5mほど危ないところが残っているので、単管パイプを使って手すりを取り付けることにしました。

一昨年の時は、コンクリートの擁壁に、手すり等の取り付けように穴が開けてあったので、そこへ単管パイプを入れ込んで支柱としています。

昨年の板塀の時には、穴が開いてなかったので、支柱は、接着系のアンカーボルトで固定をしています。全部で36カ所のアンカーボルトが有ったので、結構価格がはりました。なので、途中から心棒打ち込み式のアンカーボルトに替えてしまいました。

今年も昨年と同じように心棒打ち込み式のアンカーボルトを使いました。ただし、このアンカーボルトは、安価で施行が容易いというメリットがあるのですが、プロが施工しても、結構施工ミスが多いアンカーボルトなのです。アンカー穴が大きすぎて、スッポ抜けなんてよくあることです。
ということで、少し工夫をしました。

アンカー穴は、コンクリートの粉が一杯入っているわけですが、この粉が、コロの代わりになって滑りやすくなってはいけないので、ブラシで穴の中をこすり、空気を送って、粉を吹き出しています。
万が一に、穴が大き過ぎた場合でも、抵抗が有れば抜けないはずなので、コンクリート用接着剤をアンカーボルトに塗って、穴に差し込んでいます。

適正に施工出来ていれば、最大引っ張り荷重は、M10のアンカーボルトを使ったので約8KN(約800kgf)はあるはずです。支柱の高さは、1.1mにしたのですが、先ずは、問題ないと思います。支柱の固定の際には、ナットを思いっきり回して締めていますが、スッポ抜けたアンカーボルトは、1本も有りませんでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。