と言うことで、1×4のパイン材でリクライニングが出来る椅子を作ってみることにしました。
2019年9月19日に、キャスター付きの肘掛け椅子の製作を紹介していますが、耐荷重30kg/個×4個のキャスターが度々壊れるので、今は使っていいません。この椅子を改造することにしました。背もたれは、少なくとも3段階くらいは変えることができるようにしたいと思います。
改造が主なので、今回は殆ど材料を購入する必要が無さそうです。何度も椅子やテーブルを作っているので、その残材が少しあります。直径が16mmの鉄パイプがあったの、回転部分の軸に使えそうです。
どのようにして角度の調節をするかについては、色々と悩みました。金属加工が出来る工具はディスクグラインダーしか持っていません。結局、パイン材で作るしか無かったのですが、荷重をかけると簡単に壊れてしまいました。板目に平行してせん断荷重がかかるので、簡単に破壊してしまいます。色々と考えた結果、合板で補強し、角度の調節も68度と42度の2段階のみとしました。
実は、軸部分の穴開けに苦労をしました。直径16mmの鉄パイプに対して、手持ちのキリの径が13.5mmです。16.5か17mmのキリを買うと簡単にすみます。でも、経費削減のため、13.5mmの穴を開けて、その後に彫刻刀で穴を拡げることにしました。穴開けの箇所は12カ所なのですが、補強板もあるので、最終的には28カ所の穴を開けることになってしまい、大変でした。
改造で簡単にできあがると思っていたのですが、結局、一週間もかかってしまいました。仕上げも、既に塗っていたニスを剝いで、再度綺麗に塗ることにしました。足を置く台があると座り心地も良いので、椅子としても使える台も作りました。
なんとか出来上がったのですが、座り心地は、マズマズと言った感じです。背もたれの角度調整部分の耐久性に不安があるのですが、今のところ大丈夫のようです。このまま使うつもりですが、壊れた際には、その部分を更に補強して頑丈にするつもりです。
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