数日前から百日紅(サルスベリ)の花が咲き始めました。
例年、この百日紅の花が咲き始めると、杉村春子主演のドラマ「百日紅の花」をお思い出してしまいます。
このドラマは、恐らく、50年くらい前に放映された原爆をテーマにしたドラマだったと思います。
広島に原爆が落とされた8月6日は、夏の真っ盛りの時期なので、恐らく、百日紅も咲いていただろうと想像されます。それ故に、原爆が落とされた暑い夏をイメージさせるために、「百日紅の花」と題されたものと思うのですが、被爆者である母から聞いた話では、当時、広島では多くの夾竹桃(キョウチクトウ)が咲いていたそうです。母は、夾竹桃の赤い花を見ると、原爆を思い出してしまうと言ってました。
ドラマ「百日紅の花」は、まだ小さかった私には、何のことだかハッキリと理解できなかったですが、母の話を聞いて以来、百日紅の花を見るたびに、奇異な感じで、ドラマ「百日紅の花」があったことを思い出してしまいます。
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