2023年7月25日火曜日

ラムネとネッチンとビー玉


今朝、某日本最大ネットワークを誇るテレビ局のニュースを見ていると、広島県呉市でラムネの生産が盛んに行われているということを放送していました。それを見て、「ラムネッチン」という言葉を思い出しました。私が子供の頃、もう60年も前のことになりますが、ラムネの瓶の中のガラス玉をラムネッチンと言っていました。そのラムネッチンを使った遊びをネッチンと言っていました。一部の地区では、ラムネッチンでラムネ瓶のガラス玉と遊びの両方を指す事もあったようです。
最近では、ラムネ瓶のガラス玉をビー玉と言うようですが、ガラスを意味するビードロの玉を略してビー玉と言うことらしいです。しかし、元々は、規格外品を表すB玉からビー玉と言うようになったらしいです。確かに、アルファベットも満足に知らない子供の頃、ビー玉の入っていた箱に、子供には読めない字が書いてあったのを覚えています。
ラムネッチンという言葉をネットで調べてみると、広島の人が書いたブログでしか見かけないのですが、広島特有の言葉なのでしょうかね。
ネッチンについては、ボールを使ったスポーツのネットインが変化したものという説明を見かけますが、ビー玉を使った遊びとは関係無さそうです。40年くらい前に、「天大中小」というボールを使ったスポーツが流行っていますが、西日本ではネッチンと言ってたみたいです。ビー玉のネッチンとは、全く無関係なスポーツですが、名前の使い方が少し似ています。
天大中小というスポーツは、田の字に仕切ったコートにボールを手で打って入れるのですが、それぞれのコートの名前を天、大、中、小と言います。ビー玉を使ったネッチンは、地面に大きな十字を書き、十字の頭を天、手前を下又は底、交点を中、左右の端を右と左と言って、そこに直径5~10cmくらいの穴を掘って、ビー玉を弾いて入れて遊んでいました。

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