2022年8月18日木曜日

スーパーに置いてある紙おむつ専用ゴミ箱


一時、男性用トイレにもサニタリーボックスを置いた方が良いという話が出ていましたが、最近、対策が取られている病院やスーパーが増えてきたようですね。実は、私はおむつ使用者です。だから、おむつ廃棄用のごみ箱があると助かります。

私のかかりつけの病院にも男性用トイレブースの中にサニタリーボックスが置いてあります。しかし、一般的な女性用のサニタリーボックスみたいで、私が使っているおむつは厚めなので、そのサニタリーボックスには入りませんでした。病院なので、もっと理解があっても良い気がしました。

よく利用するいくつかのスーパーがありますが、どこも男性用トイレブースの中にサニタリーボックスは置いてありません。しかし、利用しているどこのスーパーでも、トイレの出口近くにゴミ箱が置いてあるので、不便は感じません。とあるスーパーは、紙おむつ専用のごみ箱を置いている所もありました。大人の漏れ対策用のおむつ用ゴミ箱ではなく、乳幼児用の紙おむつ専用のごみ箱です。紙おむつを入れるポリ袋も付いているので、非常に便利が良いです。

2022年8月14日日曜日

前立腺を全部取っちゃいました。その10 紙おむつ


いよいよ今回が最後です。今まで、写真は、我が家に咲いていたアジサイの花を載せていましたが、今回に限って、タイトルに関わる写真としました。

手術が決まった以降に一番困ったことは、尿漏れ対策のことです。入院時に必要なものの中に尿取りパッドということが書いてありました。ドラッグストアやホームセンターに行くと、吸収量が何種類もあり一体どのくらいなのがいいのかサッパリわかりません。入院直前に、看護師さんに聞くと、吸収量が200cc以上を持ってくるように指示されました。

写真は、この2か月半の間に私が使った全てです。①は男女兼用普通サイズ300cc(12.5円~8.7円/個)、②は男性用普通サイズ200cc(38円/個)、③は男性用うす型200cc(61円/個)、④は男性用超うす型200cc(24円/個)、⑤は女性用超うす型200cc(15円/個)です。

吸収量は、300ccと200ccを使っていますが、最初の40日間は、300ccばかり使いました。但し、一日の総漏れ量は、200cc~400ccですが、最初のころは、1日に8個から10個は使っています。製品の箱に書いてある吸収量は、現実的には、不可能に近いです。カタログ値の30%くらい吸収すると横漏れが度々です。

なので、最初は300ccが最適です。特に、最初の2~3週間は使用量が多いので、ネットで施設介護用の安価な製品を買って使いました。1日の総漏れ量が100ccくらいになった頃に、吸収量が200ccの製品に変えました。200ccになると、色々な種類が出ています。普通サイズ、薄型、超薄型とありますが、1時間当たりの漏れ量が20cc以上ある場合は、薄型や超薄型を使うと、横漏れがありました。吸収量が少なくなると、製品の横幅が小さくなります。男の場合、尿の出口が意思に反して動くことがあります。なので、チョッと多く漏れると、横漏れが生じます。

術後2か月頃から、1日の総漏れ量は50cc以下、1時間当たりの最大漏れ量が20cc以下になり薄型に変えました。しかし、この商品は単価が高いので、その後間もなく、仕方なく超薄型にしました。写真を見てわかるように、一段と幅が狭いので、時々横漏れがあります。④と⑤は同じメーカーで、男性用と女性用を別々に売っていますが、購入後にサイズを計ってみると、全く同じでした。ただし、装着の向きが反対になっていました。現在は、安価な女性用を使っています。

超薄型は、厚みが2.5mmで、装着時の違和感が少ないです。時々、紙おむつをしていることさえ忘れてしまいます。吸収量がもっと少なくなると、2mmくらいの厚さになるようです。なので、できることなら2mmの製品に変えたいところなのですが、更に、横幅が小さくなり、時々漏れ量が多い場合には、横漏れしそうです。メーカーの方にお願いですが、男性用は、横幅を広くしていただきたいです。男の出口は、女性と違って動きます。もう少し考えて欲しいものです。

今現在、退院後2.5か月が経とうとしていますが、1日の総漏れ量の平均は、約30ccです。1時間当たりの最大漏れ量は、約10ccです。紙おむつの1日の使用量は、2個です。これらの値が良いのか悪いのかは、私には全くわかりません。

タイトルに、「紙おむつ」と書きましたが、ネット通販サイトでは、紙おむつと表示されているところは少ないです。殆どが「尿とりパッド」と表示されています。しかし、購入すると、「商品名:紙おむつ」と書かれています。尿取りパッドには違和感を感じます。

前立腺の全摘手術による私自身の体験を紹介してきましたが、参考になった方がいらっしゃれば幸いです。書きたいことがまだ沢山あったのですが、色々な事情で簡単に書いてしまいました。ご質問などがあれば、このサイト右側の連絡フォームでお尋ねください。真面目な質問には、できるだけ一生懸命に真面目にお答えします。ただし、不真面目な質問は無視しますので予めご了承願います。

長い間読んでいただき有難うございました。

2022年8月6日土曜日

前立腺を全部取っちゃいました。その9 男卒業!?

前回は、前立腺全摘の合併症の一つである尿漏れについて書いてみました。非常にデリケートな問題ですが、もう一つの合併症である性機能障害について少し書くことにします。
前立腺を全摘する場合は、前立腺にくっついている精液を作る精嚢も一緒に摘出となります。そのために射精はできなくなるようです。また、SEXの際に必要となる勃起も起きなくなる可能性が非常に高いそうです。そのために、手術の前に、性機能の維持が必要か問われました。
自分自身は、60代の後半なので、今更、子作りが必要とも思えないし、まさか不倫をすることもないでしょうから、敢えて性機能の維持には拘らない旨を伝えました。
男性ならば、60代と言えども「朝立ち」があるのが普通だと思います。これを書いている今は、手術をして2か月以上が経ちましたが、残念ながら、手術後は一度も「朝立ち」がありません。現時点では、残念ながらSEXができる状態でもなさそうです。
ネットを調べてみると、手術の際に、どの程度神経に影響を与えているかによって、性機能の回復が違うようです。術後暫くは、勃起しなくても、日が経つにつれて回復することもあるようです。しかし、現実問題として、60代後半にもなると夫婦生活も若いころのように活発でもないし、今更、外に相手も見つけて試してみようにも、誰も相手をしてくれるとも思えないので、非常に寂しいことですが、ある意味、男卒業ということになりそうです。